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乳房再建法について
人工乳房再建

エキスパンダーという皮膚を伸ばす袋を胸の筋肉の下に入れて大胸筋の下にふくらみをつくり、徐々に皮膚の皮下組織を乳房の形に膨らませ、人工乳房(シリコンでできたもの)に入れ替えるという方法です。皮膚の感触は少々の異物感を感じます。
乳がんが胸に再発した場合に発見しにくくなるのではないかと心配する人が多いのですが、再発するときは大胸筋の上に起こり、エキスパンダーや人工乳房は大胸筋の下に入れるので、再発の診断に影響することはありません。
乳頭や乳輪の再建は、乳房を再建して位置や形が安定するのを待って行います。


自家組織再建法と人工乳房再建法の特徴

 

自家組織を使う方法

人工乳房を使う方法

 

腹直筋皮弁法

広背筋皮弁法

ティッシュ・エキスパンダー+人工乳房

手術のための入院

2週間くらい

日帰りも可能

手術時間

2~4時間くらい

30分~1時間くらい

手術の身体への負担

大きい

小さい

ほとんどなし

組織を取った腹部に残る

組織を取った背中に残る

乳房切除術の傷のみ

通院で治療

数週に1度の診断のみ

ティッシュ・エキスパンダーを入れ、人工乳房に入れ替えるまでの3~6ヶ月、2~4週間に1度通院

仕上がり後の手触り

自然

自然、ただし脂肪が少ないのでボリュームが足りないことがある

人工乳房なのでやや硬い感じ

耐用

良好

年数がたつと、萎縮して小さくなることがある

良好

放射線治療後の適応

可能

可能

症例による

大胸筋欠損の人の適応

できる

できる

できない

費用

保険適応

保険適応

保険適応外